みんな1人1人が主人公だよ!

皆さん一人一人が有意義な人生を送ることを願い、自分の些細な経験や考えをシェアするブログ

夢に向かって生きる

【伝えたいこと】

人生で大切なことの一つに、「夢の実現に向かって生きること」、「自分らしさを発揮すること」を挙げたいです。

 

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Thanks to Fabio Comparelli for sharing their work on Unsplash.

 

中学2年の頃から、人生へ「漠然とした不安」を抱くようになりました。

 

 一体この先自分はどうなるのだろう。

大人になるってどういうことだろう。

将来どんな職業に就けばよいのだろう。

 

「あ~、さっぱりわからない。」

友達とつくり笑顔で談笑しながら、心の中は真っ暗な迷宮に迷い込んでいました。

 

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Thanks to Road Trip with Raj for sharing their work on Unsplash.

 

しかしその反面、(矛盾していますが)心のどこかで「きっといつか答えは見つかるさ。」と楽観的に考えている自分もいました。

 

そしてある日突然「自分を変える素敵な出会いや出来事」が起きる・・・かと思いきや、待てど暮らせど起きなかったのです。

 

<高校へ進学>

→中学3年になっても、夢や就きたい職業が心に浮かばず、とりあえず「普通科」のある高校に進学。とにかく「進学率」を気にする学校で、相変わらず将来像が浮かばないまま受験勉強をする日々。

 

<大学へ進学>

→「就職して家計を助けてほしい」という親に、「大学を出たら必ず公務員になるから」と奨学金利用と生活費を自分で稼ぐことを条件に大学へ進学。

 4年間様々な経験をすることができましたが、それでも本心から就きたい職業は定まりませんでした。むしろ、より深く迷路に迷い込んだ感じで、酒を飲んで現実逃避することもしばしばでした。

 

<社会人デビュー>

→身近にある「公務員」の仕事にどうしても魅力を感じることができず、親と大喧嘩の末に民間企業に就職。成り行き任せで働いてはみたものの、その仕事にも魅力を感じることはできませんでした。結局1年半で転職。その後も同様の転職を繰り返し、気が付けば20代最後の歳になっていました。

 

20代前半、最初の就職を失敗してからは「自分がやりたいと思う仕事」に挑戦するようにしました。しかし、20代半ば以降は「わがままばかり言っていられない。早く手に職をつけよう。」という焦りから、いつしか本心を押し殺して働く日々になっていたのです。

 

30歳を目前に、「明確な不安」を抱く毎日が続きました。

 

 一体この先自分はどうなるのだろう。

どんな職業に就けばよいのだろう。

それとも、自分は世の中に必要とされていないのだろうか。

いっそのこと・・・・。

 

落ち込む自身の心に鞭を打ち、「何とかこの負の連鎖から抜け出そう」と固く決意、参考になればと偉人の伝記や自己啓発本の読書量を増やしました。

 

たくさんの方(本)に元気を分けてもらいました。自信を無くしていた心に、少しずつ栄養分が染み渡っていった感じです。

 

特に感銘を受けた一言が載っていた本が下記の文庫です。

 

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

  • 作者:内村 鑑三
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: 文庫
 

 

この本に辿り着いた経緯は忘れてしまいましたが、次の一文を読んだ時、心にビビビッと衝撃が走ったことは今でも覚えています。

 

「我々が後世に遺せる最大の遺物は何か。それは勇ましい高尚なる生涯である。」
 
自分が生きている意味って何だろう。
もしかして世の中に必要とされていないのではないか。
こんな自分が何か生きた証(社会貢献)を残せるのだろうか。
 
転職を繰り返し悩む日々が続いていましたが、この一言でガツンと頭を殴られました。
 

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Thanks to Greg Rakozy for sharing their work on Unsplash.
 
後世に残せる「自身の生きた証」は、地位でも名誉でもお金でもなくて「自身の一生」だと。しかも、何となしの一生でなく「勇ましくて気高くて立派な」一生だと。
 
自分は何と情けない生き方をしていたのだろうと思いました。
「自分自身」と真剣に向き合っていなかったことに気が付きました。
「将来(人生)は、そのうち(外的要因で)決まるだろう」という14歳の頃に抱いた甘い考えが抜けていなかったのです。
 
生きたくても生きれない人がいます。また、命はいつ終わるかわかりません。
「生」ある限り、自身の「夢=やりたいこと」に真剣に向き合って生きていくことこそ大切なことなんだと、初めて心の底から思うことができました。
 
その後「本当の自分」と向き合えるようになるまではさらなる年月を必要としました。
そして今も、夢はほんの一部しか実現できていません。
ただ多忙な現実生活の中で、常に「自分の夢をキープ」できるようになりました。
 
「勇ましい高尚な生涯」を後世に残せるか、コツコツ挑戦する日々が続いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

自分を受け入れる

 【伝えたいこと】

余計な見栄や小さなプライドは捨てて「ありのままの自分」を受け入れてみて下さい。心が「すぅー」と楽になります。背伸びしても、格好つけても、いつか無理が生じるだけです。嘘をついても、自分を裏切るだけです。

完璧な人間なんて、この世に存在しません。長所も短所も平凡なところも、全部まとめて自分の個性。この世にたった一つの貴重な個性。自分は自分。それでいいじゃないですか。

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Thanks to Zachary Nelson for sharing their work on Unsplash

 

どちらかと言えば、自分の足元を見ず、理想ばかり追いかけているほうでした。

実力が伴っていないのに「やればできる」と根拠のないうぬぼれで自分を鼓舞するも、

やってみるとうまくいかない。頑固で見栄っ張りな性分なので、周囲の助言にも耳を傾けない。たまたま上手に事が運んで賞賛されたこともあれば、失敗して公然と批難されたこともあります。

 

でも本当に苦しかったのは、「自分の理想を実現できない苛立ちや焦り」の感情=自分自身との葛藤でした。

 

「他人は成功しているのに、自分は何てふがいない。こんなに努力しているのに、何で夢が実現できないのだろう。」

 

いつもイライラしていました。自分の理想を追いかけるばかりで、他人のことには関心なし。当然の如く、周囲からは距離を置かれるようになります。「こんな崇高な理想を追いかけているのに、何で興味を持ってもらえないのだろう。」全くもって独りよがりな人間です。

 

そんな私が少しずつ変化するきっかけになったのは、東京訪問時に立ち寄った「相田みつを美術館」で手に取った著名な詩集の1ページを見た瞬間でした。

 

にんげんだもの

にんげんだもの

 

 

「 そのままで いいがな 」

 

最初は 「あ~、昔どこかで読んだか、聞いたことがある一言だな。」という単純な感想でしたが、間もなく心の奥深くで何かが反応し始めました。

 

「え、そのままでいいの? ありのままでいいの? いや、そんなはずはない。」

(疑問→疑念)

 

「あっ、そうか。いいんだ。背伸びしなくてもいいんだ!」

(閃き→受容)

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Thanks to Fernando Brasil for sharing their work on Unsplash.
 

本当に一瞬でした。「すとん」と落ち込んだ感じ。肩の荷が下りたというか、安堵したというか。急に目頭が熱くなったのですが、周囲の目を気にして必死に涙をこらえました。見栄を張って理想を追いかけていた自分と「さよなら」できた瞬間です。

 

この詩の一言との出会いで、人生が本当に(良い方に)大きく変化したような気がします。今では「見栄は捨てて、誇りはキープ」が私のモットーに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分は「かけがえのない存在」

【伝えたいこと】

あなたは「かけがえのない」存在です。あなた以外にあなたの代わりはいません。もし今そんなふうに思えないとしても、「自分はかけがえのない存在」「自分は価値ある存在」と自分自身を毎日励ましてあげて下さい。少なくとも自分一人は自分の味方です。意識は言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣(当たり前)になります。

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Thanks to Farid Askerov for sharing their work on Unsplash.

 

人生が思うようにいかなくて苦しみ、次第に自信を失っていった時期がありました。「自分なんて価値のない人間だ。どうなってもいいや。」

他人に嫌われるのが怖くなり、相手に迎合するようになります。自信のなさを見透かされたように、会社の先輩や友人に振り回されるようになりました。からかいの的にされたり、使いぱっしりのようなことをさせられたり、好きでもないことに無理に付き合わされたり。なぜか悔しさは込み上げず、プライドは傷つき、苛立ちをギャンブルやお酒にぶつける日々が続きました。

そんな状態から立ち直るきっかけになったのは、地元の書店である本を手に取ったことです。

心眼力(CD付)

心眼力(CD付)

  • 作者:野口 嘉則
  • 発売日: 2008/11/16
  • メディア: 単行本
 

 

変わったタイトルだなと思い、ふと手に取りました。

目次にさっと目を通し、軽く読んだ第一章「転機のきっかけ」となる文章が書かれていたのです。

 

 以下、「第一章 人間性を高める」の本文より一部抜粋

 

「 私たちが存在していること自体が奇跡である。 」

「あなたという人は、宇宙の隅々まで探し回ったとしても、稀少どころか、たった一人しかいないのです。」

「・・さらにあなたは、この世界の中で、あなたにしか果たせない役割をもっています。」

「・・そしてそれを発揮するとき、あなたは世の中に貢献するとともに、心からの幸せを感じるのです。」

 

プライドがズタズタでやけになっていた私の心に、何かが「すぅー」としみいり、目頭が熱くなりました。

 

  • そうか「自分は価値がない」と自分で自分を否定していたからこんなに苦しかったのか。確かに自分という存在はこの世に一つだし、他人に否定されるならまだしも自分で自分を否定する必要はないんだ。
  • 生きたくても紛争、事故、病気などで亡くなる命がある。自分は五体満足で今生きている(生かされている)のだから、簡単に人生をあきらめちゃだめだ。
  • こんな自分でも何かの(誰かの)役に立ちたい。どんな些細な事でもいい、世の中に貢献したい。

 

自分の心の叫びが、はっきりと聞こえた瞬間です。

 

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Thanks to Kat J for sharing their work on Unsplash

 

著者の野口義則さんはコーチングのプロで、購入した本の中には、当時落ち込んでいた私にとって「至宝(励まし)のメッセージ」がこれでもかと書かれていました。

 

その時から、例え平凡でも、馬鹿にされても、嫌われても、それでも「自分はかけがえのない存在」だと努めて意識するようにしたところ、いつしか意識しなくてもそう思えるようになっていました。

 

そして、その頃には人生にさまざまな変化が現れていたのです。

 

今回はこの辺で終わりにします。関連するお話はまた別の機会に書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「無用な借金は大敵」お金の使い過ぎを防ぐ話

 

今回は、「無駄遣い→お金が貯まらない」悪循環から抜け出したお話です。

 

「部屋の整理整頓の話」に記した通り、かつての私はストレス解消目的の衝動買い(無駄遣い)が多く、お金を貯めることができませんでした。

 

  1. (口座や財布に現金が少ないので)「クレジットカード一括払い」で購入。
  2. 給料日に口座に振り込まれたお金から、前月クレジットカード購入代金が引き落とされ、あっという間に残高が少なくなる。
  3. 口座に残ったお金を数回に分けてちびちびと財布に引き落とし、翌月の給料日まで貧しい日々を過ごす。
  4. ストレスが溜まり、夜の街へお酒を飲みに繰り出すと、一晩で財布の中がすっからかん。友人からお金を借りるはめになる。
  5. 友人の(必ず参加しなくてもよい)誘いを断れず臨時出費。親からお金を借りるはめになる。
  6. どうしても欲しい物が見つかると我慢できず、今度は「クレジットカード分割払い」でお買い上げ。分割払いにすると月々の引き落とし金額が少ないので、何となく「まだお金がある」ような気になり、さらに追加で分割払い購入。毎月引き落とされる金額がだんだん増えていく。
  7. 悪循環が続いた結果、いつの間にかクレジットカード会社から借りたお金を返すために働く毎日になっていた。

 

給 料(収入)< 無駄遣い(支出)

持ち金(資産)< 借金(負債)

 

会社だったら、間違いなく「倒産」まっしぐらです。

 

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Photo by fran hogan on Unsplash

 

 

しかし、 年を重ねるにつれ「貯金」「貯蓄」の必要性に気づきます。生活をしていく上でお金は大切であり、経済力の有無は人生に大きな影響を与えるものです。

 

「こんな『文無し』の状態から抜け出したい。収入は相変わらず少ないけど、少しずつお金を貯めていきたい。」と心の底から思いました。

 

そして、立ち寄ったコンビニである本に出会ったのです。

 

年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ)

年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ)

  • 作者:横山 光昭
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

まんがでわかる 年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ)

まんがでわかる 年収200万円からの貯金生活宣言 (横山光昭の貯金生活シリーズ)

  • 作者:横山 光昭
  • 発売日: 2018/04/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 わらにもすがる思いで「教科書通り」に実践してみることにしました。

 

<以下本文より転載>

  • お金を貯めるには、絶対に揺らがない理論上のゴールデンルール(絶対法則)があります。入ってきたものはなるべく多く残す、つまり「稼いだお金は極力使わない。」という単純なルールです。
  • 会社員であればなおのこと、「支出を減らす」ことが、お金を貯める最短ルートです。

 

著者の横山光昭先生の指示通り、まずは「固定支出のカット」に取り組みました。

  1. 自宅の光回線を解約し、スマートフォンでインターネット利用。スピードが遅くて不便な際は、無線WiFiフリースポット提供場所を利用。(約6,000円/月カット)
  2. スマートフォンの回線契約を格安SIM提供会社に変更。(約4,000円/月カット)
  3. 自家用車を普通車から軽自動車に変更。(任意保険、自動車税、ガソリン代合わせて約12,000円/月カット)
  4. 会社の飲み会参加を1回以上減(約10,000円/月以上カット)
  5. 音楽CDや漫画の購入を減(約2,000円/月以上カット)
  6. レストランや食堂での外食を減(約3000円/月以上カット)

 

効果は自分の予想をはるかに超え、約37,000円/月以上カットすることができました。

給料日前はすっからかんのはずの口座に、なんかお金が残っている。おもむろに別の銀行に「貯蓄用」の口座を開設し、貯金してみることに。

 

こうなればしめたもので、無駄遣いよりも貯金が楽しくなります。毎月コツコツ節約&貯金を続け、たま~に自分へのご褒美に「プチ贅沢」をする。ここがミソです。

 

給 料(収入)> 無駄遣い(支出)

持ち金(資産)> 借金(負債)

 

赤字から黒字へと転じ、倒産はまぬがれました!(^^)!

 

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Photo by Sharon McCutcheon on Unsplash

 

 また、貯金を継続していると、次の効果が現われました。

  • 節約努力をして貯めたお金なので、使うのがもったいなくなり、結果無駄遣いがますます減った。
  • 「どうしても欲しい物」を(よほど高額でない限り)現金一括で購入できるようになり、クレジットカードを利用したローン払い(借金)が減った。
  • お金の管理が楽しくなり、家計簿をつけるようになった。はじめはノートに手書き管理をしていたが、スマホアプリを利用することで飛躍的に楽に管理できるようになった。(その辺のお話は、別の記事で書く予定です。)
  • お金がないことで焦ることがなくなり、「心のゆとり」が生まれた。
  • 持っているお金の範囲内(自分の収入に見合った範囲内)であれば、「プチ贅沢」日々の生活を豊かにしてくれることに気付いた。(贅沢は敵ではない。我慢しすぎると、心まで貧しくなる。)
  • 貯めたお金を「自分のための投資」に充てる生活スタイルを築くことができた。

とにかく、こうして悪循環から脱出することができました。もしかつての私同様に苦しんでいる方おりましたら、ぜひ「固定費のカット」に取り組んでみて下さい。

では今回はこの辺で・・・。

 

 

 

「部屋は心の表れ?」部屋の整理整頓の話

今回は、「長年乱雑な部屋→整理整頓(断捨離)に取り組んだ」お話です。

 

皆さんのお部屋の現状はいかがですか?

  1. 整理整頓が行き届き、清潔で快適な癒しの空間
  2. 多少ちらかっているが、居心地が良い空間
  3. 物が散乱、不衛生、夜寝る時だけ利用する空間

私の部屋は現在2の状態ですが、かつては3の状態でした。

 

和室ですが、至る所に物が散乱(趣味の漫画コミック、音楽CD、映画DVD等が山積み)、布団は敷いたまま、掃除は2週間に1回程度。

 

 そうなった理由は下記の通りです。

  • 嫌な事があったり、ストレスが溜まると、「何か新しい物を買って気分転換したい」という気持ちがムラムラと湧いてくる。その「何か」を探すことに夢中になり、買って一時の満足感を得る(まさに衝動買い&現実逃避)。
  • ところが本当の問題(嫌な事、ストレス)は何も解決していないので、心の疲れが溜まっていく。
  • その結果、買ってもろくに使わない品や、未読・読みかけの本・漫画が部屋に散乱していく。
  • 「あぁ、汚い部屋だな。掃除したいな。」と思っても、心が疲れているので中々手をつけれない。そうしているうちに、また部屋が汚れていくという悪循環の繰り返し 。

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Photo by Darwin Vegher on Unsplash

 

転機は突然訪れます。何気なく見ていた深夜のテレビ番組で、俳優の「沢村一樹」さんが自宅の部屋でインタビューを受けていました。

 「最近『心機一転』したいと思い、思い切って部屋の物を必需品以外全て売りました。もうすっからかんで、気持ちいいですよ。」

 

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Photo by Raphael Schaller on Unsplash
 

衝撃的でした。足元に何も物が置かれていないフロア。沢村一樹さんは、本当に「生き生き」とした笑顔でインタービューに答えていました。

 

「すごいな。でも簡単にできるわけがない。」と思いつつ、「もし自分の部屋もこんなにすっきりしたら、どんなに居心地がいいのだろう。」とも思いました。

 

そして数日後、ふと立ち寄った書店で1冊の本に出会いました。

 

 

表表紙を1ページめくると、こう書いてありました。

 <以下引用> 

「ものを過剰に所有することをやめてみましょう。

すると、ものに対して使っていた時間が減り、自分自身にかける時間が増やせます。

からだをケアし、心のなかの整理をすると、自分のもっている可能性を再発見することができ、意欲が湧いてきます。

シンプルにすること。それは、暮らし全体の風通しを良くするということです。」

 

かくして私は「断捨離(不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想)」ライフの一歩を踏み出したのです。

 

やり方はとても簡単。

①その日片付ける場所を決める。

②ごちゃごちゃした物のかたまりを一つ一つに分ける。

③必要な物、不要な物、判断に迷う物(保留)に分ける。

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実践して思ったポイントは、下記の通りです。

  • 「不要」と直感的に感じた物を「えい、やぁ~」と思い切って捨てること。「いつか使うかもしれない。」と元に戻すと一向に整理が進みません。
  • 迷った時は、仮に「保留ケース」に入れて別の場所に移す。その物がなくて困ることがあるか1~3か月様子を見てみましょう。それから決めればよいのです。
  • 「必要」または「大切」な物は、いつも目につく場所に置きましょう。どこにしまったか忘れることがなくなり、使う頻度が増えるのでより愛着が湧きます。また、好きな物に囲まれているだけで「幸せ」な気分に慣れる効果もあります。

 とにかく不要な物を減らし、本来の「スペース(空き場所)」をできるだけ確保してみましょう。私の場合は、下記の特典がついてきました。

  • 部屋が片付いたら「あぁ、気持ちいいなぁ。片付けて良かったなぁ。」という満足感が込み上げ、むしろ「心」がすっきりした
  • 「次はあの場所を整理しよう。」という意欲が湧いてきた。
  • 快適なスペースで好きな音楽、映画、本・漫画を楽しめるようになり、「本当のストレス解消」が少しずつできるようになった。

 断捨離を数年継続して感じていることが、テーマに書いた通り「部屋は心の表れ」ではないかということです。

私の場合、心が健康な状態だと快適な状態を維持できますが、ストレスや疲れが溜まってくると掃除や整理整頓が面倒になり、だんだん部屋が汚れていく傾向があります。

なので「今の部屋の状態」を「自分の心のバロメーター」の一つとして捉え、部屋が汚れてきたら、努めて休養をとり、好きなことをして自分自身を癒すようにしています。

 

断捨離に数年取り組んでいますが、未だ理想の状態にはなっておらず、継続して取り組み中です。片付けてはまた乱れ、気が向いたらまた片付けの繰り返し。

そのうち、そもそも乱れないような工夫(しくみやルール)を考えるようになりました。だいぶ長くなりましたので、その辺の話はまた次回にしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「身だしなみは足元から」ビジネスシューズの話

今回は、「安い靴を履きつぶし→良い靴を丁寧に履くようになった」お話です。

 

スーツを着用するビジネスマンに「ビジネスシューズ」は必需品ですが、皆さんはどのようなシューズを着用されていますでしょうか。

 

スーツを着用する仕事に就いた当初の私は、下記の通りでした。

  • 安価な品を履きつぶし、約1~2年おきに買い替え
  • 高価な品を着用してみたいという願望はあったが、いざ購入する時になると「どうせすぐだめになるから・・」とついつい安価な製品を購入
  • 雨の日は革が汚れるので、アウトドア系の防水シューズを着用

 

収入にゆとりがないサラリーマンでしたから「身だしなみは足元から」と言われましても中々改善できず、「何となくパッとしない足元」できっと3流ビジネスマンの印象を与えていたことと思います。

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Photo by Nathan Walker on Unsplash

 

そんなある日のこと、ふと立ち寄った靴屋の店長さんに、ビジネスシューズコーナーにある「リーガル」ブランドとその弟分のブランド「ケンフォード」のビジネスシューズを詳しく紹介して頂きました。

 

【参考】株式会社リーガルコーポレーション → https://www.regal.co.jp/shoes

 

私はそれこそ足元を見られ、「今より少し高いシューズを着用してステップアップしてみないか。」と優しく諭されたのです。

 

そして店長から言われるがままに、最初は「ケンフォード(約1万円)」のストレートチップ(先端に1本線のあるデザイン=最もフォーマル)を購入、その1年後に「リーガル(約2万5千円)」のストレートチップを思い切って購入しました。

 

購入当初こそ「無駄遣いでないか」と疑心暗鬼でしたが、変化はすぐに現れました。

  •  いつもより高価な品につき1~2年で履きつぶす訳にはいかないので、大切に扱うようになった
  • 定期的にケアするので、いつも綺麗でかっこいい状態を維持できるようになった
  • (5~10万円もするような高価な品ではなく)1~3万円の価格帯の品だが、それでも少しだけできるビジネスマンになれたような気がした(自己満足)
  • お客様に「足元しっかり気をつかっていますね。」と褒められた

その後「リーガル」のゴア・テックス(防水)機能を備えたストレートチップも追加購入したところ、「雨の日も快適」なビジネスマンライフを送ることができました。

 

【参考】現行製品 → https://shoes.regal.co.jp/shop/g/g32NRBB_____B____235/

 

最終的に4足まで買い足し、ローテーションで底がすり減りるまで着用したのですが、さらに嬉しいことがありました。

 

  • 「リーガル」のシューズは、靴底(ソール)を交換したり、履き口の革破れを修理することができ、想定外の長い期間(ざっと10年以上)着用し続けることができた
  • 安価な品を1~2年ごとに買い替えするよりも、コスト節約になった
  • 店長に「大事に着用しているね。何よりも嬉しい。」と褒められた

 

着用の度合いにもよると思いますが、私は実際に上記の通り1つの品を長い期間愛着を持って着用して続けることができました。

 

あの時店長の薦めに従って本当に良かったなと、今でも感謝しています。

 

 

ブログを始めます!

皆さんはじめまして!

本日より「はてなブログ」デビュー致します。

 

私は田舎に住む至って平凡なサラリーマンですが、仕事以外で何か世の中の皆さんに少しでも貢献できることがあればと思い、ブログを開設してみることにしました。

 

小さな頃からこれと言った夢やなりたい職業がなく、親や周囲の意見に従って学校生活(進学)を送りました。

 

いつか見つかるだろうと鷹をくくっていましたが、社会人デビューし、何度か転職しても「これだ!これが自分の天職だ!」と思える職業には中々巡り合えませんでした。

 

仕事には一生懸命取り組みました。奉仕残業ウェルカムでがむしゃらに働きましたが、おそらく私のやり方や態度等の問題で、あまり評価されることはありませんでした。

 

「自分という人間は一体何をしたいのだろう?」

「自分の存在価値はあるのだろうか?」

仕事や人間関係で行き詰まる度に、幾度となく深刻に悩みました。

結局のところ、自分に自信が持てなかったのです。

 

とある職場で一つの転機がありました。

 

それまで全く未経験の職種にチャレンジしたのですが、ものの見事に「だめ」だったのです。指示を理解できなかったり、同じミスを繰り返したりと散々でした。

 

当然のごとく上司や先輩に叱責される日々が続いたのですが、ある時から度を超えていると思える叱責、嘲笑、嫌がらせのような行為が始まりました。

 

会社では先輩ですが、はるかに年下の社員から面と向かって辛い一言を言われるのは、中々悔しく悲しく情けないものでした。

 

何年も忘れていましたが、私は元来どちらかと言えば負けん気の強い性格でした。

いくら未経験の職場とはいえ、それまで他の職種で培った社会経験はあることですし、

「ここまで馬鹿にされたのでは男が廃る。努力してできるようになり、必ず見返して見せる」と腹をくくりました。

 

その後何年もかかりましたが、今ではその職場で安定した実績を出せるようになり、まずまず平穏な日々を送っています。(人生新たな悩みは尽きませんが・・・。)

 

仕事のプロフェッショナルになることは素晴らしいことですが、「人として成長すること」はもっと大切なことだと感じています。

 

自分と向き合い、励まし、時には休み、夢に向かい一歩ずつ歩む人生は、たとえ辛く苦しい困難が立ちはだかっても、「今生きている。夢に向かっている。」という前向き思いを奮い起こしてくれます。

 

本ブログでは、自身の体験や経験に基づいた「人生を前向きに楽しめる」題材を様々なテーマで記していきたいと思います。

 

最後になりますが、人生皆さん一人一人が「主人公」です。自分を大切にしつつ、周りの皆さんと協力し合いながら「善き人生」を送られることを切に願います。

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します!